臨床検査技師の国家試験ではトランスフェリン飽和度(TSAT)についての問題が過去10年間で1回出題されています。
トランスフェリン飽和度(TSAT)の計算問題です。
第72回臨床検査技師国家試験を受験する方には是非得点してほしい問題です。
目次
トランスフェリン飽和度(TSAT)
トランスフェリン飽和度(TSAT)
TSAT(%)={血清鉄/(血清鉄+不飽和鉄結合能)}×100
過去問を解いてみよう!
では実際に過去10年分の国家試験(第62~71回臨床検査技師国家試験)からトランスフェリン飽和度(TSAT)について出題された問題を1問解いてみよう!
出典:厚生労働省ホームページ
第63回臨床検査技師国家試験問題および正答についてhttps://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html
問題が解き終わったら下の解答・解説を読んで理解を深めよう!
もし1問でも間違えてしまったら全問正解出来るまで何度でもチャレンジしよう!
過去問の解答・解説
第63回 PM33
血清鉄 100 μg/dL、不飽和鉄結合能 150 μg/dL におけるトランスフェリンの飽和度[%]はどれか。
1. 20
2. 33
3. 40
4. 60
5. 67
解答:3
トランスフェリン飽和度(TSAT)
TSAT(%)={100/(100+150)}×100
=40
よって、解答は3です。1、2、4、5は誤りです。