第53回午後 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 2025 6/20 過去問 2025年6月20日 当ページのリンクには広告が含まれています。 第53回午後 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 1 / 100 第53回 PM1 従属人口指数を求める式で正しいのはどれか。 1 2 3 4 5 2 / 100 第53回 PM2 同じ弁当を食べた500人中100人が食中毒を発症した。うち10人は食中毒が原因で死亡した。正しいのはどれか。 1. 喫食率 10% 2. 罹患率 10% 3. 有病率 10% 4. 死亡率 10% 5. 致命率 10% 3 / 100 第53回 PM3 コホート研究と比較して患者対照研究の特徴で正しいのはどれか。 1. 観察期間は長い。 2. 労力や費用は多くかかる。 3. 寄与危険度が計算できる。 4. 相対危険度はオッズ比から推定する。 5. まれな疾患の研究には不向きである。 4 / 100 第53回 PM4 予防接種法による定期の予防接種でないのはどれか。 1. 麻疹 2. 風疹 3. 破傷風 4. 水痘 5. ポリオ 5 / 100 第53回 PM5 ダイオキシンで誤っているのはどれか。 1. 発癌性がある。 2. たばこの煙に含まれる。 3. 廃棄物焼却炉から発生する。 4. 内分泌攪乱物質の一種である。 5. オゾン層を破壊する主因である。 6 / 100 第53回 PM6 食前に100℃で10分間加熱しても食中毒を予防できないのはどれか。 1. サルモネラ菌 2. 病原性大腸菌 3. 黄色ブドウ球菌 4. 腸炎ビブリオ菌 5. ボツリヌス菌(E型) 7 / 100 第53回 PM7 職業性肺癌の原因となるのはどれか。 1. クロム 2. トルエン 3. ベンゼン 4. メチル水銀 5. 塩化ビニル 8 / 100 第53回 PM8 保健所が行っている事業で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. 栄養指導 2. 食品衛生管理 3. 身体障害者の認定 4. 母子健康手帳の交付 5. 医療保険に関する事務 9 / 100 第53回 PM9 誤っている組合せはどれか。 1. BCG接種—結核予防法 2. 保健所の設置—地域保健法 3. 医薬品の安全性—藥事法 4. 医療計画の策定—医師法 5. 受動喫煙の防止—健康增進法 10 / 100 第53回 PM10 2類感染症はどれか。 1. アメーバ赤痢 2. コレラ 3. ベスト 4. マラリア 5. 後天性免疫不全症候群(AIDS) 11 / 100 第53回 PM11 正しいのはどれか。 1. 赤芽球の脱核は肝臓で行われる。 2. 骨髄での造血は出生直後から始まる。 3. 赤芽球の成熟には G-CSP が関与する。 4. 髄外造血では末梢血に赤芽球が出現する。 5. 多染性赤芽球ではヘモグロビン合成は行われない。 12 / 100 第53回 PM12 ヘモグロビンで正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. 酸化されるとへモジデリンになる。 2. 赤血球内成分の約2/3を占めている。 3. メトヘモグロビンは酸素結合能がない。 4. 健常成人では約 95 % がヘモグロビン F である。 5. 還元型ヘモグロビンは動脈血より静脈血に多く含まれる。 13 / 100 第53回 PM13 健常成人で異常値はどれか。 1. 赤血球数 450万/μl 2. ヘモグロビン 14.0g/dl 3. ヘマトクリット 40 % 4. 平均赤血球容積(MCV) 90 fl 5. 平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC) 39 % 14 / 100 第53回 PM14 塗抹標本の染色で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. PAS 染色では正常の赤芽球が染まる。 2. ニューメチレンブルー染色では網赤血球が染まる。 3. 鉄染色ではフェロシアン化カリウム水溶液を用いる。 4. ライト染色では多染性赤血球の染色性が不良である。 5. ギムザ染色では有核赤血球と好中球との判別は困難である。 15 / 100 第53回 PM15 6歳の男児。 1週前から下痢と発熱が出現し、 血尿を認めたため来院した。末梢血検査で白血球数 12,000/μl、赤血球数 280万/μl、ヘモグロビン 8.6g/dl、ヘマトクリット 26 %、 血小板数 2.8万/μl である。末梢血塗抹標本(別冊No.1)を別に示す。考えられるのはどれか。 No.1 1. 溶血性尿毒症症候群 2. 特発性血小板減少性紫斑病 3. 発作性寒冷ヘモグロビン尿症 4. 発作性夜間ヘモグロビン尿症 5. シェーンライン・ヘノッホ (Schönlein-Henoch) 紫斑病 16 / 100 第53回 PM16 骨髄穿刺液の鉄染色標本 (別冊No. 2)を別に示す。中央の血球が認められるのはどれか。 2つ選べ。 No. 2 1. 鉛中毒 2. ヒ素中毒 3. ビタミンB₁欠乏症 4. ビタミンB₆欠乏症 5. ビタミンB₁₂欠乏症 17 / 100 第53回 PM17 急性白血病と診断できる封入体はどれか。 1. デーレ小体 2. アウエル小体 3. ハインツ小体 4. ラッセル小体 5. パッペンハイマー小体 18 / 100 第53回 PM18 骨髄穿刺液の塗抹標本 (別冊No. 3)を別に示す。腫瘍化した細胞はどれか。 No. 3 1. 顆粒球 2. 赤芽球 3. 巨核球 4. 形質細胞 5. 顆粒リンパ球 19 / 100 第53回 PM19 普通染色でみられる好塩基球の顆粒の特徴はどれか。2つ選べ。 1. 脂溶性である。 2. 異染性を示す。 3. 一次顆粒である。 4. ヒスタミンを含む。 5. 大きさが均一である。 20 / 100 第53回 PM20 48歳の男性。 健康診査で白血球数増加を指摘され来院した。 末梢血検査で白血球数 12, 200/μl, ヘモグロビン 14.2g/dl、血小板数 22.8万/μである。採血直後に作製した末梢血塗抹標本(別冊No. 4)を別に示す。中央に見られる細胞が 22% 認められる。 この疾患でみられるのはどれか。 2つ選べ。 No. 4 1. 血清HTLV-1抗体陽性である。 2. 高ナトリウム血症がみられる。 3. 発症に地域特異性がある。 4. 血清ASO価が上昇する。 5. 小児での発症が多い。 21 / 100 第53回 PM21 骨髄巨核球が減少するのはどれか。 2つ選べ。 1. 急性骨髄性白血病 2. 慢性骨髄性白血病 3. 本態性血小板血症 4. エバンス症候群 5. 再生不良性貧血 22 / 100 第53回 PM22 止血機構で誤っているのはどれか。 1. 血小板には粘着機能がある。 2. プロトロンビンは肝臓で産生される。 3. プラスミンはフィブリンを分解する。 4. 血管内皮細胞は抗血栓性の物質を産生する。 5. トロンボモジュリンは血小板凝集能を増強する。 23 / 100 第53回 PM23 凝固阻止物質はどれか。 1. 組織因子 2. アンチトロンビン 3. プレカリクレイン 4. von Willebrand 因子 5. フィブリノペプタイドA 24 / 100 第53回 PM24 正しい組合せはどれか。 1. APTT 測定—ヘパリンナトリウム加血漿 2. D-ダイマー測定—クエン酸ナトリウム加血漿 3. フィブリノゲン測定—ヘパリンリチウム加血漿 4. 血小板凝集能検査—ヘパリン加多血小板血漿 5. PT 測定—EDTA カリウム加血漿 25 / 100 第53回 PM25 正しいのはどれか。 1. 血友病Aでは血小板凝集能が低下する。 2. 血小板無力症では血小板放出能が低下する。 3. 播種性血管内凝固 (DIC) では FDP が上昇する。 4. 先天性凝固第XI因子欠乏症ではPTが延長する。 5. 特発性血小板減少性紫斑病ではAPTTが延長する。 26 / 100 第53回 PM26 線溶亢進でみられる検査所見はどれか。2つ選べ。 1. D-ダイマー上昇 2. 凝固第V因子上昇 3. アンチトロンビン低下 4. プラスミン・プラスミンインヒビター複合体(PIC) 上昇 5. プラスミノゲンアクチベータインヒビター(PAI)-1上昇 27 / 100 第53回 PM27 ヒト染色体検査で正しいのはどれか。 1. G分染法がある。 2. 常染色体は23対である。 3. 細胞周期のうちS(合成)期を観察する。 4. 急性白血病の骨髄血はPHA を添加して培養する。 5. 慢性骨髄単球性白血病では Ph¹染色体がみられる。 28 / 100 第53回 PM28 正しい組合せはどれか。 a 急性骨髄性白血病(M2)—t(15: 17) b 急性骨髄球性白血病 (M3)—t(9:22) c 骨髄異形成症候群—5q欠損 d バーキット型悪性リンパ腫—t(8 : 14) e 慢性骨髄性白血病—t(8;21) 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e 29 / 100 第53回 PM29 正しい組合せはどれか。2つ選べ。 1. MDRP—多剤耐性緑膿菌 2. MRSA—メチシリン耐性表皮ブドウ球菌 3. PPNG—ベニシリン耐性淋菌 4. VRE—バンコマイシン耐性腸内細菌 5. PRSP—ペニシリナーゼ産生肺炎球菌 30 / 100 第53回 PM30 静菌的な抗菌薬はどれか。2つ選べ。 1. アミノグリコシド 2. キノロン 3. セフェム 4. テトラサイクリン 5. マクロライド 31 / 100 第53回 PM31 抗ウイルス薬はどれか。 1. アシクロビル 2. ピラジナミド 3. フルコナゾール 4. ホスホマイシン 5. レボフロキサシン 32 / 100 第53回 PM32 死菌(不活化) ワクチンを用いるのはどれか。2つ選べ。 1. インフルエンザ 2. ポリオ 3. 麻疹 4. 水痘 5. 肺炎球菌 33 / 100 第53回 PM33 酵母様真菌はどれか。2つ選べ。 1. Aspergillus niger 2, Candida albicans 3. Cryptococcus neoformans 4. Mucor ramosissimus 5. Trichophyton rubrum 34 / 100 第53回 PM34 DNA ウイルスはどれか。 1. アデノウイルス 2. インフルエンザウイルス 3. ムンプスウイルス 4. C型肝炎ウイルス 5. 風疹ウイルス 35 / 100 第53回 PM35 正しい組合せはどれか。 1. RSウイルス—脳炎 2. パルボウイルス—伝染性紅斑 3. エコーウイルス—プール熱 4. デングウイルス—肺炎 5. アストロウイルス—手足口病 36 / 100 第53回 PM36 細胞壁がないのはどれか。 1. Bordetella pertussis 2. Treponema pallidumn 3. Rickettsia tsutsugamushi 4. Legionella pneumophila 5. Mycoplasma pneumoniae 37 / 100 第53回 PM37 髄液中の酵母様真菌を観察する染色法はどれか。 1. 莢膜染色 2. 芽胞染色 3. 墨汁染色 4. 抗酸菌染色 5. ラクトフェノールコットン青染色 38 / 100 第53回 PM38 オキシダーゼテスト陽性のブドウ糖発酵グラム陰性桿菌はどれか。2つ選べ。 1. Vibrio cholerae 2. Helicobacter pylori 3. Pseudomonas cepacia 4. Aeromonas hydrophila 5. Yersinia enterocolitica 39 / 100 第53回 PM39 マッコンキー寒天培地でピンク色の集落を呈し、VP 試験陽性であった。考えられるのはどれか。 2つ選べ。 1. Proteus mirabilis 2. Serratia marcescens 3. Enterobacter cloacae 4. Klebsiella pneumoniae 5. Plesiomonas shigelloides 40 / 100 第53回 PM40 Miller & Jones(喀痰の肉眼的品質評価)分類で、膿性部分が2/3以上の痰はどれか。 1. M1 2. M2 3. P1 4. P2 5. P3 41 / 100 第53回 PM41 再興感染症はどれか。 1. 結核 2. 赤痢 3. チフス 4. ライム病 5. 腸管出血性大腸菌感染症 42 / 100 第53回 PM42 肺炎患者の喀痰の塗抹 (別冊No.5) を別に示す。考えられるのはどれか。 No.5 1. Enterococcus faecalis 2. Staphylococcus aureus 3. Streptococcus pyogenes 4. Streptococcus pneumoniae 5. Corynebacterium jeikeium 43 / 100 第53回 PM43 臨床用チオグリコレート培地での細菌の発育 (別冊No. 6)を別に示す。考えられるのはどれか。 No. 6 1. Proteus vulgaris 2. Bacteroides fragilis 3. Campylobacter jejuni 4. Pasteurella multocida 5. Pseudomonas aeruginosu 44 / 100 第53回 PM44 ウイルスの性状で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. 細菌ろ過器を通過しない。 2. 光学顕微鏡では観察できない。 3. 増殖には生きた細胞は必要ない。 4. DNAとRNAの核酸を同時に持たない。 5. 感染細胞の判定には封入体形成は重要でない。 45 / 100 第53回 PM45 偏性嫌気性グラム陰性桿菌はどれか。 2つ選べ。 1. Bacteroides thetaiotaomicron 2. Bordetella pertussis 3. Legionella pneumophila 4. Prevotella intermedia 5. Propionibacterium acnes 46 / 100 第53回 PM46 マイコプラズマで正しいのはどれか。 1. 核膜がある。 2. グラム陽性である。 3. RNAのみである。 4. 細菌ろ過器を通過する。 5. 発育に尿素が必要である。 47 / 100 第53回 PM47 選択培地で正しい組合せはどれか。 2つ選べ。 1. Bacteroides fragilis group—BBE寒天培地 2. Enterococcus属—セレナイトブロス 3. Pseudomonas属—CCFA寒天培地 4. Salmonella属—PPLO培地 5. Vibrio属—アルカリペプトン水 48 / 100 第53回 PM48 正しい組合せはどれか。 2つ選べ。 1. Escherichia coli—VP試験陽性 2. Helicobacter pylori—尿素分解試驗陽性 3. Klebsiella oxytoca—IPA試験陽性 4. Proteus mirabilis—硫化水素試驗陽性 5. Serratia marcescens—インドール試験陽性 49 / 100 第53回 PM49 腸内細菌科で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. 芽胞をつくる。 2. 偏性嫌気性菌である。 3. ブドウ糖非発酵である。 4. 硝酸塩を亜硝酸塩へ還元する。 5. オキシダーゼ試験陰性である。 50 / 100 第53回 PM50 誤っている組合せはどれか。 1. 火炎滅菌—白金耳 2. 放射線滅菌—注射針 3. 高圧蒸気滅菌—培地 4. 乾熱滅菌—ガラス器具 5. ろ過滅菌—流動パラフィン 51 / 100 第53回 PM51 ツベルクリン反応を起こすのはどれか。 1. IgA 2. IgE 3. IgG 4. B細胞 5. T細胞 52 / 100 第53回 PM52 ヘルパーT細胞のうち Th2 細胞が産生するサイトカインはどれか。 1. インターロイキン1 2. インターロイキン2 3. インターロイキン3 4. インターロイキン4 5. インターロイキン12 53 / 100 第53回 PM53 正しいのはどれか。2つ選べ。 1. IgAは4つのサブクラスがある。 2. IgDはT細胞に存在する。 3. IgEはオプソニン作用を持つ。 4. IgGは補体結合性を持つ。 5. IgMはJ鎖を持つ。 54 / 100 第53回 PM54 補体で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. 補体成分は主に腎で生成される。 2. 補体活性は56℃加温で上昇する。 3. 血清 CH₅₀ 値は急性感染症で低下する。 4. 補体活性化の古典的経路は Clq から始まる。 5. C3a はアナフィラトキシンとして作用する。 55 / 100 第53回 PM55 III型アレルギー反応が関与するのはどれか。 2つ選べ。 1. 花粉症 2. 血清病 3. ループス腎炎 4. 臓器移植後拒絕反応 5. 自己免疫性溶血性貧血 56 / 100 第53回 PM56 CA19-9で正しいのはどれか。 1. 健常者では検出されない。 2. 肝細胞癌の診断に有用である。 3. モノクローナル抗体で測定される。 4. Rh 血液型物質が修飾されたものである。 5. 抗原決定基は糖蛋白のペプチド部分である。 57 / 100 第53回 PM57 全身性エリテマトーデス(SLE) に特異性が高いのはどれか。 1. 抗1本鎖DNA抗体 2. 抗Scl-70抗体 3. 抗CCP抗体 4. 抗SSA抗体 5. 抗Sm抗体 58 / 100 第53回 PM58 細菌性肺炎でCRPより早く増加するのはどれか。2つ選べ。 1. 好中球 2. 赤血球沈降速度 3. プレアルブミン 4. フィブリノゲン 5. インターロイキン 6 59 / 100 第53回 PM59 同種免疫反応が関与していないのはどれか。 1. 輸血後 GVHD 2. 新生児溶血性疾患 3. 骨髓移植後拒絕反応 4. 遲発性溶血性輸血副作用 5. 発作性寒冷ヘモグロビン尿症 60 / 100 第53回 PM60 化学発光イムノアッセイに使用される標識物質はどれか。 1. アビジン 2. フェリチン 3. ローダミン 4. アクリジニウムエステル 5. フルオレセイン イソチオシアネート (FITC) 61 / 100 第53回 PM61 誤っている組合せはどれか。 1. 梅毒—FTA-ABSテスト 2. リケッチア感染症—Widal反応 3. クラミジア抗原—蛍光抗体法 4. マイコプラズマ抗体—補体結合反応 5. インフルエンザウイルス A 抗原—イムノクロマトグラフィ 62 / 100 第53回 PM62 中和抗体活性があるのはどれか。 1. HAV抗体 2. HBC抗体 3. HCV抗体 4. HIV抗体 5. HTLV-I抗体 63 / 100 第53回 PM63 間接蛍光抗体法による抗核抗体検査の写真 (別冊No. 7)を別に示す。この核染色型を示す抗体はどれか。 No. 7 1. 抗ヒストン抗体 2. 抗DNA抗体 3. 抗RNP抗体 4. 抗SSA抗体 5. 抗Jo-1抗体 64 / 100 第53回 PM64 抗リン脂質抗体症候群でみられるのはどれか。 a 抗糸球体基底膜抗体陽性 b 梅毒 RPRカード法陽性 c APTT 延長 d 血小板数増多 e 血清リン脂質低値 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e 65 / 100 第53回 PM65 交差適合試験の主試験で凝集陽性、自己対照は凝集陰性であった。結果の解釈で正しいのはどれか。 1. 輸血に使用してよい。 2. Rh血液型不適合である。 3. 抗グロブリン血清が劣化している。 4. 受血者の赤血球に自己抗体が感作している。 5. 受血者血清中に供血者血球と反応する抗体が存在する。 66 / 100 第53回 PM66 ABO 血液型判定のオモテ試験(試験管法)で正しいのはどれか。 1. O型赤血球浮遊液を使用する。 2. 抗A血清は黄色に着色されている。 3. 反応温度は4℃が至適条件である。 4. 3~5%の被検赤血球浮遊液を使用する。 5. 判定は 3,400rpm、5分間遠心後に行う。 67 / 100 第53回 PM67 唾液を用いた ABO 血液型判定の結果を以下に示す。判定で正しいのはどれか。 1. A型 2. B型 3. O型 4. AB型 5. 非分泌型 68 / 100 第53回 PM68 不規則抗体スクリーニングで抗Eと抗c が検出された患者の Rh 血液型はどれか。 1. CcDEe 2. CCDEE 3. CCDee 4. ccDEE 5. ccDEe 69 / 100 第53回 PM69 ゼラチン粒子凝集反応でHIV抗体陽性の際の確認試験はどれか。 a 間接光抗体法 b 酵素免疫測定法 c 赤血球凝集抑制反応 d イムノクロマトグラフィ e ウエスタンブロット法 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e 70 / 100 第53回 PM70 輸血用血液の放射線照射で予防できる副作用はどれか。 1. GVHD 2. 細菌汚染 3. 同種抗原感作 4. ウイルス感染 5. アナフィラキシー 71 / 100 第53回 PM71 有効期限の最も短いのはどれか。 1. 新鮮凍結血漿 2. 赤血球濃厚液 3. 血小板濃厚液 4. 第Ⅷ因子製剤 5. アルブミン製剤 72 / 100 第53回 PM72 HCV抗体陽性患者の冷蔵保存血清でC3、C4濃度は基準範囲内であったがCH₅₀が極端な低値を示した。再採血しての CH₅₀検査の試料で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. EDTA 血漿 2. 凍結保存血清 3. 37℃に保たれた血清 4. 60℃ 3分間加熱された血清 5.トロンビン添加で分離された血清 73 / 100 第53回 PM73 重層扁平上皮で覆われる粘膜はどれか。 2つ選べ。 1. 気管 2. 食道 3. 尿管 4. 卵管 5. 瞳 74 / 100 第53回 PM74 上皮細胞はどれか。 1. マクロファージ 2. 線維芽細胞 3. 神経細胞 4. 肥満細胞 5. 杯細胞 75 / 100 第53回 PM75 縦隔内にないのはどれか。 1. 胸腺 2. 甲状腺 3. 食道 4. 心臓 5. 気管 76 / 100 第53回 PM76 骨の数で誤っている組合せはどれか。 1. 頸椎—7 2. 胸椎—12 3. 腰椎—5 4. 鎖骨—2 5. 肋骨—26 77 / 100 第53回 PM77 染色体数が47の疾患はどれか。 2つ選べ。 1. クラインフェルター症候群 2. ターナー症候群 3. ダウン症候群 4. 猫なき症候群 5. マルファン症候群 78 / 100 第53回 PM78 アポトーシスがよくみられるのはどれか。 2つ選べ。 1. 肝細胞 2. 脂肪細胞 3. 消化管上皮細胞 4. 神経細胞 5. 毛嚢上皮細胞 79 / 100 第53回 PM79 肝臓のH-E 染色標本(別冊No.8)を別に示す。沈着している物質はどれか。 No.8 1. アミロイド 2. 漿液 3. 硝子滴 4. 脂肪 5. 粘液 80 / 100 第53回 PM80 好中球浸潤が優位な炎症反応がみられる病原体はどれか。 1. 結核菌 2. 肺炎球菌 3. トキソプラズマ 4. サイトメガロウイルス 5. インフルエンザウイルス 81 / 100 第53回 PM81 ヒトパピローマウイルスが関与する悪性腫瘍はどれか。 1. 胃癌 2. 腎細胞癌 3. 膀胱癌 4. 前立腺癌 5. 子宮頸癌 82 / 100 第53回 PM82 割面が肉眼的に黄色調を呈する悪性腫瘍はどれか。 1. 胃癌 2. 肝細胞癌 3. 絨毛癌 4. 腎細胞癌 5. 膵癌 83 / 100 第53回 PM83 癌抑制遺伝子はどれか。 a p53 b Rb c erb-B2 d myc e ras 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e 84 / 100 第53回 PM84 ある臓器の顕微鏡写真(別冊No. 9)を別に示す。矢印に示す構造で産生される物質はどれか。 No. 9 1. アルドステロン 2. インスリン 3. ガストリン 4. テストステロン 5. レニン 85 / 100 第53回 PM85 10 年間ホルマリン保存された組織で起こる現象はどれか。 1. 核染色性の低下 2. 脂肪成分の過染 3. 石灰化巣の硬化 4. 赤血球の溶解 5. ホルマリン色素沈着の減少 86 / 100 第53回 PM86 最も時間を要する脱灰法はどれか。 1. 塩酸法 2. ギ酸法 3. トリクロル酢酸法 4. プランクリクロ法 5. EDTA法 87 / 100 第53回 PM87 術中迅速診断における標本作製で正しいのはどれか。 1. 包埋剤は使用しない。 2. 組織は急速に凍結する。 3. 脂肪組織は薄切しやすい。 4. クリオスタットの庫内はー4℃とする。 5. 凍結切片にはパパニコロウ染色を行う。 88 / 100 第53回 PM88 マイヤーのヘマトキシリン液の作製に用いないのはどれか。 1. カリウムミョウバン 2. 結晶性クエン酸 3. 氷酢酸 4. 抱水クロラール 5. ヨウ素酸ナトリウム 89 / 100 第53回 PM89 H-E 染色標本(別冊No. 10A、B) を別に示す。 A と比較するとBは標本作製過程で不良な点がある。原因となるのはどれか。 No. 10A No. 10B 1. 染色液 2. 水洗 3. 分別 4. 脱水 5. 透徹 90 / 100 第53回 PM90 胃癌静脈浸潤部の顕微鏡写真(別冊No. 11)を別に示す。矢印で示される部位を青く染色している色素は何か。 No. 11 1. アルシアン 2. ビクトリア 3. ヘマトキシリン 4, ベルリン 5. レゾルシン 91 / 100 第53回 PM91 渡辺の鍍銀法に用いないのはどれか。 1. 過マンガン酸カリウム 2. 水酸化カリウム 3. 鉄ミョウバン 4. ホルマリン 5. 硫酸ナトリウム 92 / 100 第53回 PM92 硝酸銀を使う染色はどれか。 2つ選べ。 1. コッサ反応 2. ボディアン染色 3. マッソンフォンタナ染色 4. DOPA 反応 5. PTAH 染色 93 / 100 第53回 PM93 ニューモシスチス肺炎(旧:カリニ肺炎)の病原体の検出に有用な染色法はどれか。 1. アルシアン青染色 2. オルセイン染色 3. グロコット染色 4. マッソン染色 5. PAS 染色 94 / 100 第53回 PM94 ホルマリン固定パラフィン包埋された組織でDAB を発色剤として ABC法で免疫染色を行ったところ、 陰性であるべき膠原線維が褐色に染色された。染色結果の解釈で正しいのはどれか。 1. 固定時間が短すぎた。 2. 内因性ペルオキシダーゼ活性を阻害しなかった。 3. 一次抗体の濃度が薄すぎた。 4. 二次抗体反応後の洗浄時間が長すぎた。 5. 発色試薬の反応時間が長すぎた。 95 / 100 第53回 PM95 酵素抗体法で標識に用いられるのはどれか。 2つ選べ。 1. アルカリホスファターゼ 2. ペルオキシダーゼ 3. ノイラミニダーゼ 4. ペプチダーゼ 5. リゾチーム 96 / 100 第53回 PM96 透過型電子顕微鏡写真 (別冊No.12)を別に示す。矢印で示す構造物はどれか。 No.12 1. ゴルジ装置 2. 中間径フィラメント 3. デスモソーム 4. ミトコンドリア 5. リボソーム 97 / 100 第53回 PM97 細胞診検体の処理法で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. ギムザ染色では直ちに湿固定する。 2. 髄液は抗凝固剤入りの試験管に採取する。 3. 喀痰材料は十分にすり合わせ塗抹を行う。 4. 胆汁は採取後に検体処理まで氷冷保存する。 5. 血性の体腔液は遠沈後、バッフィコートを塗抹する。 98 / 100 第53回 PM98 細胞診標本で悪性細胞を疑う所見として誤っているのはどれか。 1. 核/細胞質比の低下 2. 核の大小不同 3. 核縁の肥厚 4. 核小体の明瞭化 5. クロマチンの増量 99 / 100 第53回 PM99 子宮膣部から得られたパパニコロウ染色標本(別冊No.13)を別に示す。矢印の細胞は何か。 No.13 1. 旁 (傍) 基底型扁平上皮細胞 2. 扁平上皮化生細胞 3. コイロサイト 4. 扁平上皮癌細胞 5. 腺癌細胞 100 / 100 第53回 PM100 電子顕微鏡標本作製に用いないのはどれか。 1. オスミウム酸 2. クエン酸鉛 3. 酢酸イソアミル 4. タンニン酸 5. パラフィン あなたのスコアは 0% クイズを再開する 出典:厚生労働省ホームページ第53回臨床検査技師国家試験問題および解答についてhttps://www.mhlw.go.jp/topics/2007/04/tp0427-1.html 過去問 よかったらシェアしてね! 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