Fridewaldの式【2回/10年】

臨床化学
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臨床検査技師の国家試験ではFridewaldの式の計算問題が過去10年間で2回出題されています。

Fridewaldの式の公式で得点できるので覚えていきましょう!

第71回臨床検査技師国家試験を受験する方には是非得点してほしい頻出問題です。

Fridewaldの式

Fridewaldの式
LDL-C=TC-HDL-C-TG/5
※TGが400mg/dl未満の場合に利用可能

LDL-C:低比重リポ蛋白(LDL)コレステロール
TC:総コレステロール
HDL-C:高比重リポ蛋白(HDL)コレステロール
TG:トリグリセライド

過去問を解いてみよう!

では実際に過去10年分の国家試験(第61~70回臨床検査技師国家試験)からFridewaldの式について出題された問題を2問解いてみよう!

出典:厚生労働省ホームページ
第65回臨床検査技師国家試験問題および正答について
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html
第68回臨床検査技師国家試験問題および正答について
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-07.html

F式から求めた LDL-コレステロール値はどれか。【合計2問】

1 / 2

第65回 AM15 空腹時血清中の総コレステロール 350 mg/dL、トリグリセライド 105 mg/dL、HDL-コレステロール 49 mg/dL のとき、Friedewald の計算式から求めた LDL-コレステロール値[mg/dL]はどれか。

2 / 2

第68回 AM40 血清中の総コレステロール値が 225 mg/dL、HDL-コレステロール値が 45mg/dL、トリグリセライド値が 250 mg/dL であった。Friedewald 式による LDL-コレステロール値はどれか。

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問題が解き終わったら下の解答・解説を読んで理解を深めよう!

もし1問でも間違えてしまったら全問正解出来るまで何度でもチャレンジしよう!

過去問の解答・解説

第65回 AM15 空腹時血清中の総コレステロール 350 mg/dL、トリグリセライド 105 mg/dL、HDL-コレステロール 49 mg/dL のとき、Friedewald の計算式から求めた LDL-コレステロール値[mg/dL]はどれか。

1. 245
2. 270
3. 280
4. 305
5. 310

解答:

LDL-コレステロール値[mg/dL]
=TC-HDL-C-TG/5
=350-49-105/5
=280
よって、解答は3です。

Fridewaldの式
LDL-C=TC-HDL-C-TG/5
※TGが400mg/dl未満の場合に利用可能

第68回 AM40 血清中の総コレステロール値が 225 mg/dL、HDL-コレステロール値が 45mg/dL、トリグリセライド値が 250 mg/dL であった。Friedewald 式による LDL-コレステロール値はどれか。

1. 55 mg/dL
2. 97 mg/dL
3.130 mg/dL
4.155 mg/dL
5.180 mg/dL

解答:

LDL-コレステロール値[mg/dL]
=TC-HDL-C-TG/5
=225-45-250/5
=130
よって、解答は3です。

Fridewaldの式
LDL-C=TC-HDL-C-TG/5
※TGが400mg/dl未満の場合に利用可能

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