第56回午前 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 2025 6/20 過去問 2025年6月20日 当ページのリンクには広告が含まれています。 第56回午前 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 1 / 100 第56回 AM1 POCT(ポイント・オブ・ケアテスティング)の対象でないのはどれか。 1. 血糖 2. 血液ガス 3. 血清蛋白分画 4. 血中トロポニン 5. インフルエンザウイルス抗原 2 / 100 第56回 AM2 赤色のバイオハザードマークが貼付されている容器に廃棄するのはどれか。 1. 血液が付着したガーゼ 2. 手術で切除された臓器 3. 血液が入った採血管 4. 細菌を培養した培地 5. 使用済みの注射針 3 / 100 第56回 AM3 成人において異常値はどれか。 1. HbA1c 48% 2. 尿酸 9.5mg/dl 3. トリグリセリド 95mg/dl 4. HDL-コレステロール 68mg/d 5. LDL-コレステロール 119mg/dl 4 / 100 第56回 AM4 精密度の評価はどれか。 2つ選べ。 1. 回収率 2. 回帰式 3. 標準偏差 4. 相関係数 5. 変動係数 5 / 100 第56回 AM5 尿蛋白定量法でメタクロマジーを原理とするのはどれか。2つ選べ。 1. ビウレット法 2. トリクロロ酢酸法 3. キングスバリー・クラーク法 4. クマシー・ブリリアントブルー法 5. ピロガロールレッド・モリブデン法 6 / 100 第56回 AM6 尿試験紙法で潜血反応 2+、かつ、沈渣で赤血球 1~4/HPF を呈するのはどれか。 2つ選べ。 1. 異型輸血 2. 尿管結石 3. 横紋筋融解症 4. ポルフィリン症 5. 慢性糸球体腎炎 7 / 100 第56回 AM7 脳脊髄液の鏡検所見(別冊No. 1)を別に示す。この患者の脳脊髄液所見でみられるのはどれか。 No. 1 1. 髄液圧 60mmH₂0 2. 糖 25mg/dl 3. 蛋白 30 mg/dl 4. クロール 142 mEq/l 5. 多核球>単核球 8 / 100 第56回 AM8 気管支喘息患者の喀痰に特徴的なのはどれか。 2つ選べ。 1. シャルコー・ライデン結晶 2. クルシュマンらせん体 3. 炭酸カルシウム結晶 4. ムチン凝塊 5. 弾性線維 9 / 100 第56回AM9 糞便中に検出された10×8μmの虫体のトリクローム染色標本(別冊No. 2) を別に示す。考えられるのはどれか。 No. 2 1. 赤痢アメーバ 2. ランブル鞭毛虫 3. 戦争イソスポーラ 4. 大腸バランチジウム 5. クリプトスポリジウム 10 / 100 第56回 AM10 直接塗抹法による糞便検査が適しているのはどれか。 1. 回虫 2. 蟯虫 3. 鉤虫 4. 肝吸虫 5. 東洋毛様線虫 11 / 100 第56回 AM11 発症1時間以内の急性心筋梗塞の診断に有用なのはどれか。 2つ選べ。 1. 心電図 2. 血清CK 3. 血清LD 4. 血清AST 5. 心臓超音波 12 / 100 第56回AM12 組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 1. Pseudomonas aeruginosa—市中肺炎 2. Chlamydia trachomatis—性行為感染症 3. Salmonella Enteritidis—毒素型食中毒 4. EB ウイルス—伝染性单核症 5.単純ヘルペスウイルス—带状疱疹 13 / 100 第56回 AM13 低血糖を特徴とするのはどれか。 1. 肝硬変症 2. 先端肥大症 3. von Gierke病 4. Cushing 症候群 5. ヘモクロマトーシス 14 / 100 第56回 AM14 尿検査で正しいのはどれか。 1. 生理的蛋白尿の上限は0.5g/日である。 2. Bence Jones 蛋白は尿試験紙法で検出可能である。 3. 尿潜血反応はアスコルビン酸服用時に偽陽性となる。 4. 尿中変形赤血球は膀胱から出血している場合に認められる。 5. 尿中微量アルブミン測定は糖尿病性腎症の早期診断に有用である。 15 / 100 第56回 AM15 アニオンギャップが増加しないのはどれか。 1. 乳酸アシドーシス 2. 尿毒症性アシドーシス 3. 尿細管性アシドーシス 4. 糖尿病性ケトアシドーシス 5. アルコール性ケトアシドーシス 16 / 100 次の文により16 17 の問いに答えよ。心周期の模式図(別冊No.3)を別に示す。 第56回 AM16 肺動脈弁が閉鎖するのはどれか。 No.3 1. A 2. B 3. C 4. D 5. E 17 / 100 次の文により16 17 の問いに答えよ。心周期の模式図(別冊No.3)を別に示す。 第56回 AM17 心電図の波形で図の斜線部に相当する部分はどれか。 No.3 1. P波の始まり~Q 波の終わり 2. P波の始まり~R 波の終わり 3. Q波の始まり〜S波の終わり 4. Q波の始まり~Tの終わり 5. S波の始まり~T波の終わり 18 / 100 第56回 AM18 長時間(ホルター)心電図記録の適応はどれか。 2つ選べ。 1. 労作性狭心症 2. 胸部大動脈瘤 3. 大動脈弁狭窄症 4. 心室中隔欠損症 5. 発作性上室性頻拍 19 / 100 第56回 AM19 呼吸器系について正しいのはどれか。 1. 外肋間筋は呼息筋である。 2. 横隔膜の活動は迷走神経によって支配されている。 3. 低酸素状態下での呼吸増強は頸動脈小体の興奮を介する。 4. 自律的な呼吸リズムを形成する神経回路網は胸髄に存在する。 5. 二酸化炭素による換気量増加は呼吸筋が直接刺激されることによる。 20 / 100 第56回 AM20 肺気量分画で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. 気管支喘息では残気量(RV)が減少する。 2. 高度の肥満では肺活量(VC)が減少する。 3. 肺線維症では機能的残気量(FRC)が増加する。 4. 慢性閉塞性肺疾患では全肺気量(TLC)が増加する。 5. 神経筋疾患では呼吸筋力が低下すると残気量(RV)が減少する。 21 / 100 次の文により21 22の問いに答えよ。71歳の男性。 20歳時から40本/日の喫煙歴がある。 5年前から出現した労作時の息切れが徐々に増強し、平地歩行も困難である。 スパイロメトリーでは%肺活量92%、 1秒率29%であった。 フローボリューム曲線(別冊No. 4 ①〜⑤) を別に示す。 第56回 AM21 この患者の曲線はどれか。 No. 4 1. ① 2. ② 3. ③ 4. ④ 5. ⑤ 22 / 100 次の文により21 22の問いに答えよ。71歳の男性。 20歳時から40本/日の喫煙歴がある。 5年前から出現した労作時の息切れが徐々に増強し、平地歩行も困難である。 スパイロメトリーでは%肺活量92%、 1秒率29%であった。 フローボリューム曲線(別冊No. 4 ①〜⑤) を別に示す。 第56回 AM22 この患者の室内気吸入下での動脈血ガス分析の結果はどれか。 No. 4 1. Pao₂ 85 mmHg、Paco₂ 45 mmHg、pH 7.25 2. Pao₂ 70 mmHg、Paco₂ 25 mmHg、pH 7.45 3. Pao₂ 60 mmHg、Paco₂ 30 mmHg、pH 7.20 4. Pao₂ 50 mmHg、Paco₂ 50 mmHg、pH 7.30 5. Pao₂ 55 mmHg、Paco₂ 110 mmHg、pH 7.25 23 / 100 第56回 AM23 睡眠時無呼吸症候群で誤っているのはどれか。 1. 肥満に合併することが多い。 2. 高血圧を合併することが多い。 3. 無呼吸は仰臥位で起こりやすい。 4. 患者数は閉塞型よりも中枢型の方が多い。 5. 携帯型終夜睡眠ポリグラフィはスクリーニングに有用である。 24 / 100 第56回 AM24 大脳皮質の領域で右手を動かす神経細胞が存在するのはどれか。 1. 右中心溝の前 2. 左中心溝の前 3. 右中心溝の後ろ 4. 左中心溝の後ろ 5. 両側中心溝の後ろ 25 / 100 第56回 AM25 健常者において誘発されるのはどれか。 2つ選べ。 1. 温度眼振 2. 回旋性眼振 3. 垂直性眼振 4. 視運動性眼振 5. 左右側方注視眼振 26 / 100 第56回 AM26 心臓の超音波検査で使用する探触子の形状はどれか。 1. ア—ク 2. セクタ 3. リニア 4. ラジアル 5. コンベックス 27 / 100 第56回 AM27 陰影を出現させる超音波の性質はどれか。 1. 回折 2. 千渉 3. 屈折 4. 散乱 5. 反射 28 / 100 第56回 AM28 MRI検査で使用するのはどれか。 1. 小気泡 2. ヨード剤 3. 硫酸バリウム 4. テクネシウム 5. ガドリニウム化合物 29 / 100 第56回 AM29 ミトコンドリアが反応の場となるのはどれか。 2つ選べ。 1. 解糖系 2. 電子伝達系 3. 脂肪酸β酸化 4. コレステロール生合成 5. ペントースリン酸回路 30 / 100 第56回 AM30 吸光光度法の2波長測定の長所はどれか。 1. 試料量の減少 2. 直線性の向上 3. 測定時間の短縮 4. 地帯現象の回避 5. 濁りの影響の軽減 31 / 100 第56回 AM31 アニオンギャップを計算する際に必要なのはどれか。 2つ選べ。 1. 乳酸イオン 2. リン酸イオン 3. 重炭酸イオン 4. カルシウムイオン 5. ナトリウムイオン 32 / 100 第56回 AM32 血清カルシウム上昇をきたす疾患はどれか。 1. くる病 2. 尿毒症 3. 急性膵炎 4. 閉塞性黄疸 5. 原発性副甲状腺機能亢進症 33 / 100 第56回 AM33 ステロイド骨格を持つのはどれか。 2つ選べ。 1. 胆汁酸 2. リン脂質 3. 遊離脂肪酸 4. コルチゾール 5. トリグリセリド 34 / 100 第56回 AM34 血清総コレステロールが低下するのはどれか。 2つ選べ。 1. 低栄養 2. 閉塞性黄疸 3. Cushing 症候群 4. ネフローゼ症候群 5. 甲状腺機能亢進症 35 / 100 第56回 AM35 血漿蛋白と半減期の組合せで正しいのはどれか。 1. CRP—1日 2. アルブミン—60日 3. トランスフェリン—20日 4. トランスサイレチン—2日 5. レチノール結合蛋白—3日 36 / 100 第56回 AM36 血清蛋白分画でα₂-グロブリン分画に泳動されるのはどれか。 1. ヘモペキシン 2. フィブリノゲン 3. ハプトグロビン 4. トランスフェリン 5. 補体第3成分(C3) 37 / 100 第56回 AM37 生体内での高エネルギーリン酸化合物はどれか。 1. 乳酸 2. グアニル酸 3. グルコース-6-リン酸 4. リン酸二水素ナトリウム 5. ホスホエノールビルビン酸 38 / 100 第56回 AM38 ビリルビンで正しいのはどれか。 1. 胆汁酸の一種である。 2. 酸化されると赤色を呈する。 3. 老廃赤血球のヘムに由来する。 4. 血中でウロビリノーゲンに変換される。 5. 閉塞性黄疸で非抱合型の割合が増加する。 39 / 100 第56回 AM39 LD 活性測定で反応速度が低下する原因でないのはどれか。 1. 溶血 2. pH の変動 3. 酵素の変性 4. 生成物阻害 5. 基質濃度の低下 40 / 100 第56回 AM40 酵素と基質の組合せで正しいのはどれか。 1. CK—クレアチンリン酸 2. LD—L-ロイシルペプチド 3. AST—L-アラニン 4. コリンエステラーゼ(ChE)—コリン 5. アルカリホスファターゼ(ALP) —オリゴ糖 41 / 100 第56回 AM 41 薬物の血中濃度を測定する際に全血を用いるのはどれか。 2つ選べ。 1. フェニトイン 2. タクロリムス 3. テイコプラニン 4. シクロスポリン 5. メトトレキサート 42 / 100 第56回 AM42 甲状腺から分泌されるホルモンはどれか。2つ選べ。 1. グルカゴン 2. ガストリン 3. サイロキシン 4. カルシトニン 5. オキシトシン 43 / 100 第56回 AM43 大量摂取しても中毒にならないのはどれか。 1. ビタミンA 2. ビタミンC 3. ビタミンD 4. ビタミンE 5. ビタミンK 44 / 100 第56回 AM44 塩基配列を決定したところ、 トリプレットコドンがCAA からTAAに置換していた。この変異はどれか。 1. サイレント変異 2. ナンセンス変異 3. ミスセンス変異 4. スプライシング変異 5. フレームシフト変異 45 / 100 第56回 AM45 外胚葉由来組織はどれか。 1. 心臓 2. 食道 3. 腎皮質 4. 尿管 5. 副腎髄質 46 / 100 第56回 AM46 横紋筋を含むのはどれか。2つ選べ。 1. 下垂体 2. 心臓 3. 食道 4. 胃 5. 子宮 47 / 100 第56回 AM47 成人男性の臟器重量で正常範囲内なのはどれか。2つ選べ。 1. 心臟 300g 2. 右肺 800g 3. 肝臟 1,100g 4. 脾 臓 250g 5. 右腎臟 300g 48 / 100 第56回 AM48 進行性病変はどれか。2つ選べ。 1. 過形成 2. 変性 3. 壞死 4. 萎縮 5. 化生 49 / 100 第56回 AM49 導管がないのはどれか。 1. 甲状腺 2. 乳腺 3. 膵臟 4. 前立腺 5. 精巣 50 / 100 第56回 AM50 固定液とその対象の組合せで誤っているのはどれか。 1. アセトン—グリコーゲン 2. ブアン液—内分泌組織 3. カルノア液—脂肪 4. PLP 固定液—糖蛋白系抗原 5. シェンカー・ホルマリン液—血液細胞 51 / 100 第56回 AM51 ピクリン酸を含む固定液はどれか。 1. オルト液 2. ブアン液 3. カルノア液 4. スーサー液 5. ミューラー液 52 / 100 次の文により52、53の問いに答えよ。肺組織の特殊染色標本(別冊No.5) を別に示す。 第56回 AM52 染色法はどれか。 No.5 1. ベルリン青染色 2. アザン・マロリー染色 3. クリューバー・バレラ染色 4. エラスチカ・ワンギーソン染色 5. ダイレクト・ファースト・スカーレット染色 53 / 100 次の文により52、53の問いに答えよ。肺組織の特殊染色標本(別冊No.5) を別に示す。 第56回 AM53 目的とする対象はどれか。 No.5 1. 筋線維 2. 膠原線維 3. 細網線維 4. 神経線維 5. 弾性線維 54 / 100 第56回 AM54 卵巣腫瘍のH-E 組織標本(別冊No. 6)を別に示す。病変の同定に有用なのはどれか。 No. 6 1. PAS染色 2. PTAH染色 3. コッサ染色 4. ズダンIII染色 5. シュモール染色 55 / 100 第56回 AM55 PAS染色が同定に有用な微生物はどれか。 2つ選べ。 1. Cytomegalovirus 2. Treponema pallidum 3. Aspergillus fumigatus 4. Entamoeba histolytica 5. Mycobacterium tuberculosis 56 / 100 第56回 AM56 走査型電子顕微鏡標本作製過程で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. 超薄切 2. 真空蒸着 3. 凍結劃断 4. 電子染色 5. エポン包埋 57 / 100 第56回 AM57 穿刺吸引細胞診の対象でないのはどれか。 1. 甲状腺 2. 肺 3. 乳腺 4. 子宮 5. リンパ節 58 / 100 第56回 AM58 喀痰細胞診のパパニコロウ染色標本(別冊No. 7)を別に示す。考えられるのはどれか。 No. 7 1. 扁平上皮癌 2. 腺癌 3. 小細胞癌 4. 大細胞癌 5. 悪性中皮腫 59 / 100 第56回 AM59 健常成人女性の血液で誤っているのはどれか。 1. 血液粘度 4.5 2. 全血比重 1.071 3. 血漿比重 1.025 4. 循環血液量 82m/kg 5. ヘマトクリット 41% 60 / 100 第56回 AM60 血栓性素因はどれか。2つ選べ。 1. プロテインC欠損症 2. プロテインS欠損症 3. 凝固第XIII因子欠損症 4. α₂ープラスミンインヒビター欠損症 5. ベルナール・スーリエ (Bernard-Soulier) 症候群 61 / 100 第56回 AM61 成人男性の末梢血で異常値はどれか。 1. 好中球数 3,000/μl 2. 好酸球数 100/μl 3. リンパ球数 500/μl 4. 網赤血球数 40,000/μl 5. 血小板数 250,000/μl 62 / 100 第56回 AM62 造血器疾患の表面マーカーで正しい組合せはどれか。 2つ選べ。 1. 急性リンパ性白血病—CD 13 2. 成人T細胞白血病—CD 25 3. 急性骨髓性白血病—CD 33 4. 多発性骨髄腫—CD 41 5. 慢性リンパ性白血病—CD 56 63 / 100 第56回 AM63 組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 環状赤血球—悪性貧血 2. 標的赤血球—サラセミア 3. 涙滴赤血球—鉄芽球性貧血 4. 有棘赤血球—再生不良性貧血 5. 破碎赤血球—血栓性血小板減少性紫斑病 64 / 100 第56回 AM64 血小板ADP凝集が欠如するのはどれか。 1. 血小板無力症 2. 放出機構異常症 3. ビタミンC欠乏症 4. マクログロブリン血症 5. シェーンライン・ヘノッホ(Schönlein-Henoch)紫斑病 65 / 100 第56回 AM65 61歳の男性。倦怠感を主訴来院した。48歳時に胃癌で胃全摘手術を受けた。末梢血検査で白血球数 3,200/μl、赤血球数 190万/μl、Ht 25%、血小板数 11 万/μl。骨髓穿刺のギムザ染色標本(別冊No. 8)を別に示す。予想されるのはどれか。2つ選べ。 No. 8 1. 血清ハプトグロビン上昇 2. 血清ビタミンB₁₂低下 3. ク一厶ス試験陽性 4. 砂糖水試験陽性 5. 血清 LD 上昇 66 / 100 第56回 AM66 再生不良性貧血で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. MCVは低下している。 2. 血小板数は正常である。 3. 末梢血リンパ球比率が高い。 4. 骨髄有核細胞数は減少している。 5. 血清鉄と不飽和鉄結合能はともに低下している。 67 / 100 第56回 AM67 特発性血小板減少性紫斑病(ITF)の検査所見で正しいのはどれか。 1. 白血球数高値 2. 赤血球数高値 3. 血小板凝集能低下 4. 血小板関連IgG高値 5. 抗ヘパリン-血小板第4因子複合体抗体陽性 68 / 100 第56回 AM68 エンベロープを持つのはどれか。 2つ選べ。 1. ノロウイルス 2. アデノウイルス 3. パルボウイルス 4. インフルエンザウイルス 5. 成人T細胞白血病ウイルス (HTLV-1) 69 / 100 第56回 AM69 人工培地に発育しないのはどれか。 1. Bordetella pertussis 2. Helicobacter pylori 3. Listeria monocytogenes 4. Mycobacterium leprae 5. Mycoplasma pneumoniae 70 / 100 第56回 AM70 ブラスミドで誤っているのはどれか。 1. 核内で複製する。 2. 環状の DNA である。 3. 接合によって伝達する。 4. 耐性因子の1つである。 5. 染色体から独立した遺伝体である。 71 / 100 第56回 AM71 Legionella pneumophila に有効な抗菌薬はどれか。 2つ選べ。 1. アンピシリン 2. セファゾリン 3. リファンピシン 4. ゲンタマイシン 5. エリスロマイシン 72 / 100 第56回 AM72 空気感染するのはどれか。 2つ選べ。 1. 流行性耳下腺炎 2. 肺結核 3. 百日咳 4. 風疹 5. 麻疹 73 / 100 第56回 AM73 Pseudomonas aeruginosa で正しいのはどれか。 1. 周毛である。 2. 4℃で発育する。 3. 通性嫌気性である。 4. オキシダーゼ陰性である。 5. アシルアミダーゼ陽性である。 74 / 100 第56回 AM74 Mycobacterium tuberculosis で正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. 莢膜がある。 2. 鞭毛がある。 3. 通性嫌気性である。 4. ナイアシンを産生する。 5. アルカリに抵抗性である。 75 / 100 第56回 AM75 通性嫌気性菌はどれか。 2つ選べ。 1. Bacillus subtilis 2. Klebsiella pneumoniae 3. Legionella pneumophila 4. Prevotella melaninogenica 5. Yersinia enterocolitica 76 / 100 第56回 AM76 一類感染症はどれか。 1. 麻しん 2. 痘そう 3. 急性灰白髄炎 4. 鳥インフルエンザ(H5N1) 5. 後天性免疫不全症候群 (AIDS) 77 / 100 第56回 AM77 DNA ウイルスはどれか。 1. 麻疹ウイルス 2. ロタウイルス 3. ムンプスウイルス 4. C型肝炎ウイルス 5. サイトメガロウイルス 78 / 100 第56回 AM78 細菌と薬剤感受性試験に用いる薬剤の組合せで正しいのはどれか。 1. Enterococcus faecalis—セファゾリン 2. Escherichia coli—アンピシリン 3. Haemophilus influenzae—ペニシリン G 4. Klebsiella pneumoniae—エリスロマイシン 5. Pseudomonas aeruginosa—バンコマイシン 79 / 100 第56回 AM79 免疫担当細胞で正しいのはどれか。 1. NK細胞はT細胞に属する。 2. B細胞は抗原提示能を持たない。 3. キラーT細胞は MHCクラスII 抗原と反応する。 4. マクロファージは抗原情報をヘルパーT細胞に伝える。 5. ヘルパーT細胞はウイルスに感染した自己細胞を攻撃する。 80 / 100 第56回 AM80 補体の第1(古典)経路と第2(副)経路との両方に関わるのはどれか。 1. C1 2. C2 3. C3 4. C4 5. B因子 81 / 100 第56回 AM81 アレルギーの型と疾患の組合せで誤っているのはどれか。 1. Ⅰ型—花粉症 2. Ⅱ型—自己免疫性溶血性貧血 3. III型—ループス腎炎 4. Ⅳ型—気管支喘息 5. V型—バセドウ (Basedow) 病 82 / 100 第56回 AM82 炎症で増加する血漿蛋白はどれか。 2つ選べ。 1. α₁-アンチトリプシン 2. トランスサイレチン 3. セルロプラスミン 4. トランスフェリン 5. アルブミン 83 / 100 第56回 AM83 透過光を用いる測定法はどれか。 1. 蛍光抗体法 2. 免疫比濁法 3. 免疫比ろう法 4. 放射免疫測定法 5. 化学発光免疫測定法 84 / 100 第56回 AM84 試験管法によるABO 血液型検査の遠心条件で正しいのはどれか。 1. 400 rpm、15秒 2. 1,400 rpm、15秒 3. 2,400 rpm、15秒 4. 3,400 rpm、15秒 5. 4,400 rpm、15秒 85 / 100 第56回 AM85 献血血液で核酸増幅検査が行われるのはどれか。 2つ選べ。 1. 成人T細胞白血病ウイルス (HTLV-1) 2. ヒト免疫不全ウイルス(HIV) 3. サイトメガロウイルス 4. A型肝炎ウイルス 5. B型肝炎ウイルス 86 / 100 第56回 AM86 蛍光抗体法による抗核抗体検査所見(別冊No. 9)を別に示す。この所見を示すのはどれか。 No. 9 1. 抗セントロメア抗体 2. 抗dsDNA抗体 3. 抗 Jo-1 抗体 4. 抗 SS-A 抗体 5. 抗U1-RNP抗体 87 / 100 第56回 AM87 不規則抗体の検出感度に影響するのはどれか。 2つ選べ。 1. 検体の乳び 2. 防腐剤の添加 3. EDTA塩の種類 4. 赤血球抗原の量 5. 溶液のイオン強度 88 / 100 第56回 AM88 梅毒血清検査で生物学的偽陽性反応(BFP)はどれか。 1. STS法(-)、TPHA法(+)、FTA-ABS法(-) 2. STS法(-)、TPHA法(-)、FTA-ABS法(+) 3. STS法(-)、TPHA法(+)、FTA-ABS法(+) 4. STS法(+)、TPHA法(-)、FTA-ABS法(-) 5. STS法(+)、TPHA法(-)、FTA-ABS法(+) 89 / 100 第56回 AM89 ABO 及び Rh (D) 血液型の検査結果(別冊No. 10)を別に示す。輸血製剤用血液として適切なのはどれか。 No. 10 1. A型D陽性 2. A型D陰性 3. B型D陽性 4. B型D陰性 5. O型D陽性 90 / 100 第56回 AM90 人口動態統計に含まれないのはどれか。 1. 死亡 2. 結婚 3. 離婚 4. 死産 5. 人口 91 / 100 第56回 AM91 58歳の女性。 乳房の腫瘤に気付いたため来院した。 乳腺超音波検査を受けたところ異常所見がみられた。乳腺超音波検査の乳癌診断の感度が60%、 特異度 90% であるとき、この女性が乳癌である可能性はどれか。ただし、有病率は10% とする。 1, 20% 2. 30% 3. 40% 4. 50% 5. 60% 92 / 100 第56回 AM92 機器と測定対象の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。 1. 黒球温度計—気流 2. カタ寒暖計—輻射熱 3. ポケットチェンバー—外部被曝量 4. 検知管式ガス測定器—一酸化炭素 5. アスマン通風乾湿度計—感覚溫度 93 / 100 第56回 AM93 有機溶剤で誤っているのはどれか。 1. 極性が大きい。 2. 脂溶性に富む。 3. 揮発性が大きい。 4. 引火性が大きい。 5. 蒸気は空気よりも重い。 94 / 100 第56回 AM94 食物連鎖がみられないのはどれか。 1. ヒ素 2. DDT 3. メチル水銀 4. ダイオキシン 5. 放射性降下物 95 / 100 第56回 AM95 水 (蒸留水)中の音速はどれか。 1. 約330m/s 2. 約400m/s 3. 約650m/s 4. 約1,500m/s 5. 約4,000m/s 96 / 100 第56回 AM96 図の RC 回路で正しいのはどれか。ただし、Rは抵抗、Cはコンデンサである。 1. 入力信号の微分波形を出力信号として取り出すことができる。 2. 高域通過フィルタとして使用することができる。 3. 出力電圧の位相は入力信号に対して遅れる。 4. 回路の時定数はRとCとの和で表される。 5. 回路の遮断周波数はCに比例する。 97 / 100 第56回 AM97 商用交流電流 (50Hz) を皮膚から1秒間通電したとき、人体の電撃反応における離脱電流値はどれか。 1. 0.1mA 2. 1mA 3. 10 mA 4. 100 mA 5. 1,000 mA 98 / 100 第56回 AM98 情報をコード化するとき、 10ビットで表現できるコードの種類はどれか。 1. 64 2. 128 3. 512 4. 1,024 5. 4,096 99 / 100 第56回 AM99 病院情報システムにおいて機密性保護に該当しないのはどれか。 1. 職種によってアクセスできる資源の種類を制限する。 2. ユーザがアクセスした情報内容を記録する。 3. キーワードで医薬品情報を参照する。 4. パスワードの定期的変更を求める。 5. ユーザの登録を義務化する。 100 / 100 第56回 AM100 滅菌について正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 乾熱滅菌は95~100℃で行う。 2. γ線は包装後の滅菌に有効である。 3. 濾過滅菌は血清の滅菌には適していない。 4. 高圧蒸気滅菌は芽胞を有する細菌には無効である。 5. エチレンオキサイドガスはプラスチック製品の滅菌に有効である。 あなたのスコアは 0% クイズを再開する 出典:厚生労働省ホームページ第56回臨床検査技師国家試験問題および正答についてhttps://www.mhlw.go.jp/topics/2010/04/tp0414-5.html 過去問 よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました! 第55回午後 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 第56回午後 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 この記事を書いた人 臨検王 関連記事 臨床検査技師国家試験 過去問演習【本番形式問題演習】 2025年6月20日 第71回午後 臨床検査技師 国家試験 【本番形式問題演習】 2025年6月20日 第71回午前 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 2025年6月20日 第70回午後 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 2025年6月20日 第70回午前 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 2025年6月20日 第69回午後 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 2025年6月20日 第69回午前 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 2025年6月20日 第68回午後 臨床検査技師国家試験 【本番形式問題演習】 2025年6月20日